2024年04月04日
学期学年末考査最終日の2月26日(月),中高鉄道研究部主催で京阪電気鉄道株式会社寝屋川車両工場へ,見学に行かせていただきました。
去年の7月頃,工場見学の話が舞い降りてきました。鉄道研究部部員が主となって日程調整をし,11月の文化祭のときに全校生徒へ参加を呼び掛けるポスターを掲載,複数の生徒の応募がありました。
期末考査終了後,「産業大学前」バス停より近鉄バスに,四条畷駅前で京阪バスに乗り換え,「大成町」バス停で下車,徒歩にて寝屋川工場へ向かいました。研修室にて京阪電車のこと,工場でのしごとのことを学び,見学に際しての注意事項を受け,いよいよ工場見学へ。
京阪寝屋川工場は毎秋,『ファミリーレールフェア』として一般公開されています。このときは工場もイベント体制となっています。しかし今回は特別,平日の工場見学です。工場で働かれている方々の仕事の姿を直接見ることができたことが,生徒たちにとって非常に貴重な経験となったように思います。
工場一般公開時には長蛇の列ができる“運転台に触れる”コーナーも,存分に満喫することができたほか,一般公開時には表に出てこない検査中の車輪や集電装置(パンタグラフ),塗装中の鉄道車両(車体),研修用の車両パーツカットモデルなども直接目にすることができました。
鉄道研究部員としては,本線走行時には見えない位置に留め置かれている構内入換車72号(愛称:ワガヤネヤガワ号)や,工場内にて保存されている昭和9(1934)年製造の60型電車(愛称:びわこ号)を直接見られたこと,写真撮影ができたこと,とりわけびわこ号についてはその車内に入らせていただき,あまつさえ運転席にまで座らせていただけたことが印象に残ったといいます。
その後は研修室に戻り,質疑応答の後,解散となりました。
このような貴重な機会を用意してくださった京阪電気鉄道株式会社寝屋川工場車両部車両科の皆さまに感謝いたします。今後とも,本校中高鉄道研究部を,どうぞよろしくお願い致します。