大阪桐蔭 中学校高等学校

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中高鉄道研究部 第16回全国高等学校鉄道模型コンテスト

2024年08月05日

8月2日(金)から3日間,東京の新宿住友ビル三角広場にて,第16回全国高等学校鉄道模型コンテスト全国大会が開催されました。

本校中高鉄道研究部は5月末からジオラマ制作に入り,途中,修学旅行や定期考査などを挟みながらも,7月28日になんとか完成。ジオラマそのものは一足早く7月30日付で会場へ送りました。

部員5名と顧問が8月2日(金)の昼に現地入り。朝からすでに始まっている会場はすでに熱気に包まれており,その雰囲気に飲まれてしまったのか,自分たちの作ったジオラマについて,来場者の方にあまりうまく説明ができていませんでした。2日目の昼前には、全国から集まった176校の方と来場者の皆様に、会場でプレゼン発表する必要があります。

初日の反省を踏まえ,発表の最終準備のために,宿泊したホテルのラウンジで,遅くまで最終調整を重ねました。

翌日は朝10時に現地入り。高2生3人による発表は11時からです。その様子は当日,YouTubeのライブ配信も行われていました。そのアーカイブは〔全国高等学校鉄道模型コンテスト〕公式アカウントに保存されて,自由に視聴することができます。反省を踏まえた結果は出ているのでしょうか。是非ともご覧ください。

鉄道模型コンテスト公式アカウント⇒ https://www.youtube.com/@tetsucon

全国高等学校鉄道模型コンテスト2024 2日目ライブ配信(1:24:00~1:29:25)

その後は初日とは異なり,会場の雰囲気に臆することなく自身のジオラマブースで,制作にあたって工夫したことや苦労したこと,モチーフとした場所,ジオラマで注目してもらいたいところなどを、出展している他校生徒と交流しつつ,来場者の方に説明しました。このような具合に2日目が終わりました。学校以外の同年代の方や,他校の顧問の先生,年齢が大きく離れている来場者の方に対して,自身の作品をわかりやすく丁寧に説明するという貴重な経験を積むことができました。

このコンテストは「鉄道模型の甲子園」と銘打たれていることもあって,テレビカメラの取材も入っています。本校はテレビメディアの取材を受けることはなかったですが,それでもネットニュースの記者の方からのインタビューや,テレビ局アナウンサーの方の自作のカメラでの録画などもあり,何もかもが初めての経験でした。

2日目の夜には部員一同“やりきった顔”で帰阪することができました。

翌日の8月4日(日)午後には褒賞の発表がWeb上でありました。本校中高鉄道研究部は“ベストクリエイティブ賞”を頂戴しました。この賞は“銅賞”相当だと思われます。初参加ながら,立派な賞を頂けたことに大変感謝しています。

今回出展したジオラマは,11月実施予定の大阪桐蔭文化祭において,“中高鉄道研究部”展示ブースで例年の巨大レイアウトに組み込んでの展示を予定していますので,足を運んでいただき,実物をご覧いただけると幸いです。

今回は“ベストクリエイティブ賞”をいただくことができましたが,それ以上に,部員たちが一丸となって自分たちの作りたい情景を作り上げられたことが一番の成果だと考えています。そしてさらに,そのジオラマを見てくださった方が,「どこかで見たことある景色」「自分が昔,いつも見ていたような気がする風景」「実家に帰るときにいつも通っていたところ」と思っていただけることが,賞を頂けること以上に嬉しいことだと思っています。

今後とも,中高鉄道研究部の応援をよろしくお願いいたします。

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