2024年09月02日
大阪桐蔭高校ロケット研究部は、月面に着陸、撮影した日本最初のロボット「SORA-Q」の公式アンバサダーとして、新たな一歩を踏み出しました。
大阪桐蔭高等学校 ロケット研究部
SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) プロジェクトは、将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を小型探査機で実証する計画です。この技術を実証することで、我々人類が進める重力天体探査は、従来の「降りやすいところに降りる」探査ではなく、「降りたいところに降りる」探査へと大きく転換します。
(引用 SLIM project:https://www.isas.jaxa.jp/home/slim/SLIM/)
さらにこのプロジェクトの一貫として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学の共同開発によって生まれた、超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」を搭載し、月面着陸、そして月面の写真撮撮影のミッションを行っており、2024年1月20日に月面着陸に成功しました。
LEV-2「SORA-Q」が撮影・送信した月面画像
(クレジット:JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学)
このSORA-Qのアンバサダーとして、本校ロケット研究部が関与させていただく機会を得たことは、未来の科学技術分野を担うリーダーを育成するために、また生徒達が宇宙科学への理解と関心を深める絶好の機会であると考えています。
ロケット研究部OBと部員達
【参考】
SORA-Qについて:
https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/
SORA-Qアンバサダー概要:
https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/event/