2024年12月23日
１２月１９日（木）に産経新聞社による特別授業が開催されました。２回目の実施となる今回の特別授業には、高校1年生Ⅰ類の生徒約100名が参加しました。「日本が一歩先ゆく超高齢化社会を解決するには」をテーマに、グループに分かれて事前に議論を行い、当日のプレゼンテーションに向けて準備を進めました。
当日は、各クラスでそれぞれのチームが発表を行い、生徒たちの相互評価によってクラス代表チームを選出しました。その後、クラス代表チームがプレゼンテーションを行い、生徒たちがそれぞれの視点からユニークな解決策を提案しました。曽祖母の老老介護の経験をもとにした発表や、少子化の要因を「東京一極集中」にあるとし、「四国を統一して1つの県にすることで地方を活性化する」といった提案もありました。どの班のプレゼンテーションも創意工夫されており、会場は活発な意見交換の場となりました。
最後に、産経新聞社事業開発室の田井東一宏室長から、「答えのない問題に向き合い、自分なりの解決策を考える力がこれからの時代には必要です」とご講評いただきました。また、参加した生徒からは、「みんなと同じ発想ではなく、自分だけの考えをもっと発信していきたい」といった意欲的な声も聞かれました。
今回の特別授業を通して、生徒たちは自らの個性を発揮し、未来を見据えて課題を解決する力を養いました。この経験を、今後の学校生活や進路選択に活かしてくれることと思います。
